2005年 05月 24日
サン・テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる、バオバブの木。 小さいころから、それは空想の世界の木だと思いこんでいた。 ところが、それは実在する木で、アフリカに行けば会えることがわかって以来、 いつかバオバブを見にアフリカへ行きたいと思っていた。 アフリカへ行かないと、会えないと思っていた。 ところが・・・! なんとパースの「キングスパーク」で出会えてしまった・・・! それは昨年の10月、ワイルドフラワーが咲き乱れる公園を散歩していたとき、 サイズは思っていたより小さめだけれど、 それはどこから見ても、私が長年会うことを夢見ていたバオバブの木だった! 「うわ〜っ! バオバブさん!? 会いたかったよ〜!!!な、なんでここにいるのーーー!!!?」 私は一目散にバオバブの木に抱きつき話しかけていた・・・! (ちなみに周りには誰もいませんでした・・・ホッ!) バオバブは、オーストラリア、アフリカ南部、マダガスカルにのみ生息する。 現在確認されているバオバブの固有種は10種。 うち8種類がマダガスカルに集中し、オーストラリアとアフリカにそれぞれ1種づつある。 かつてオーストラリアとアフリカは1つの大陸で、 およそ5万年前にオーストラリアは現在の位置にきたと考えられている。地球ってすごい! バオバブは乾燥から身を守る為に,幹に水分をためている。 なんと樹皮の下に豊富な葉緑素を持っていて、樹皮下光合成を行うのだ!!! 幹の下部がボトル上に肥大するので、「ボトル・ツリー」とも呼ばれている。 オーストラリアでバオバブが生えているのは、西オーストラリア州キンバリー地方がほとんど。 アボリジニ(オーストラリアの先住民)の人々は、 バオバブの実を食べる他、枝をかんで水分を取ったり、 枝でロープを作ったり、若木の根を食べるなど、様々に利用してきたそう。 バオバブに初めて会ってから5ヶ月後、 気づいたらまた私はバオバブの木に会いに、ここキングス・パークに来ていた。 前回来た時は、葉っぱは1つもなかったが、 今回は青々とした葉が上の方に沢山茂っていた。 バオバブは乾季には落葉するそうだ。 あと、10cmの白い花を咲かせるとのことなので、 その時にまたバオバブに会いにいきたいな♪ Perth, Australia (March 2005)
by nao-photos
| 2005-05-24 23:16
| オーストラリア(Australia)
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